●板上の物体に初速を与えたとき滑る距離ーv-tグラフの利用●
昨日の問題で、板上の物体に初速を与えたら・・・
下の板も移動し始め、最終的には板も物体も同じ速さになり、
2物体は一体となって等速運動を続けるとわかりましたが・・・・
[問題]
板上を物体Aがすべった距離はいくらか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[解説・解答]
等速になるまでに、物体Aと板Aの移動距離を表し、
この間の、2物体のv-tグラフを描くと、下図のようになります。
v-tグラフの面積は移動距離をあらわすので、
Aの速度のグラフの下の面積は、Aの移動距離を
B 〃 〃
表すので、Bの上をAが滑った距離(BとAの移動距離の差)は、
2つの面積の差の部分・・・緑の三角形の面積でもとめられます。
昨日の問題で、等速になるまでの時間とそのときの速度Vが
わかっているので、簡単に求められますね。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
☆★ひとこと★☆
v-tグラフは本当にいろいろ利用できます。
使いこなせるようになりましょう。
この問題は、2次頻出です。。。