●ばねを含んだ力のつりあいー物体の注目の仕方● ☆高2・高3向け☆
力学では、物体にかかる力を考えれば、物体の運動がわかります。
力のつりあいのときは、物体にかかる力のつりあいの他に、
ある点にかかる力のつりあいを考えることがあります。
下の問題は、質量のない(無視できる)ばねを含む力のつり合いですが、
このようなときは、いろいろな見方ができます。
一つは、物体とばねと糸を分けて考える方法、
もう一つは全体を1つの物体として考える方法です。
この問題は簡単に見えて、力学の大切なものの見方を教えています。
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[問題]
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[解法]
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☆★ひとこと★☆
いくつかの物体(物体系)でまとまった運動をするとき、
系全体で力や運動を考えたり、
個々の物体で考えたりできるということは
力学では大切なことです。
高3の人は、身にしみて感じてくれるのでは。。。